歯並びの矯正に年齢制限はある?成人矯正のメリットは?|部分矯正・前歯矯正・プチ矯正・審美治療に特化した新大阪・東三国・東淀川駅エリアの歯医者 はしもと歯科クリニック

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歯並びの矯正に年齢制限はある?成人矯正のメリットは?

歯並びの矯正に年齢制限はある?成人矯正のメリットは?

歯並びの問題は自力で解決することができません。そのため、「どうして子どもの時に矯正を受けなかったんだろう」と後悔している方はたくさんいらっしゃいます。そこで気になるのが歯並びの矯正の年齢制限ですね。時間やお金に余裕が生まれた今こそ歯列矯正を受けたい、という方もいらっしゃることでしょう。

 

大人になっても矯正治療はできるの?

結論から言うと、矯正治療に年齢制限はありません。「成人矯正」という名称があるくらいですから、大人になってからでも受けられる矯正治療は存在しているのです。実際、2030代で矯正治療を始める方は多く、最近では4050代の患者様も増えてきています。

ちなみに、矯正治療は子どもが対象の「小児矯正」と大人が対象の「成人矯正」の2種類があり、前者には年齢制限がありますのでご注意ください。小児矯正は、顎の発育を正常に促すことが主な目的の治療で、612歳くらいが対象です。12歳以降に受ける治療は「歯列矯正」と呼ばれるもので、歯並びの乱れを細かく整えることが主目的となります。永久歯が生えそろい、顎の骨の発育が完了していれば、何歳からでも始められます。

 

成人矯正のメリットとデメリットとは

大人が対象の成人矯正には、以下に挙げるようなメリットとデメリットがあります。

メリット

○口元のコンプレックスを解消できる

成人矯正を希望して来院される患者様の多くは、歯並びの見た目に悩まされています。出っ歯や受け口などは、顔貌にまで大きな影響を与えるため、コンプレックスになりやすいのです。成人矯正で歯並びが正常化されれば、口元・顔貌のコンプレックスを解消することができます。人によって30年、40年悩まされてきたコンプレックスを解消できるので、治療が終わった時の喜びは言葉にできないほどです。

○虫歯や歯周病になりにくくなる

歯並びがきれいになると、歯磨きがしやすくなります。これは成人矯正を終えてみなければ実感できないことですが、驚くほどブラッシングしやすくなります。その結果、プラークや歯石がたまらず、虫歯・歯周病リスクも低下します。口臭が生じにくくなるのも嬉しい点です。

○食べ物を噛みやすくなる

出っ歯や受け口、乱ぐい歯といった歯並びの異常がある方は、食べ物を噛みにくくなっていることに気付いていないことが多いです。上下の歯が正常にかみ合っていないと食べ物を効率よく噛むことができず、「クチャクチャ」と音を立ててしまいがち。よく噛めないので軟らかいものばかり好んで食べている方もいらっしゃることでしょう。成人矯正でかみ合わせが改善されると、そしゃく能率が上がって食べ物を噛みやすくなります。その結果、いろいろな硬さ・性状の食べ物を楽しめるようになります。さらには、歯列全体に均等な力が加わることで、歯の亀裂や破折、顎関節症のリスクを低減することにもつながるのです。

○全身の健康維持・増進につながる

よく噛めるようになることで胃腸への負担が減り、栄養を摂りやすくなります。お口周りの筋肉もバランスが良くなり、頭痛や肩こり、腰痛などの不定愁訴も改善されることが多いです。美しい歯並びで笑顔に自信が生まれ、精神面にも良い影響がもたらされます。

 

デメリット

○矯正中は虫歯・歯周病のリスクが上がる

矯正中は、お口の中に装置を装着することから、虫歯や歯周病のリスクが上がります。とくに固定式のワイヤー矯正には注意が必要です。ただ、食事と歯磨きの際に装置を取り外せるマウスピース矯正なら、お口を清潔に保つことが可能です。

○食事や歯磨きで不便を感じる

ワイヤー矯正は、デコボコとした装置を歯列に固定するため、食事や歯磨きがしにくいです。食べにくいもの・食べてはいけないものもあるので、実質的な“食事制限”が存在します。一方着脱式のマウスピースでは、そのようなデメリットはありません。

○歯ぐきが下がる・歯根が吸収するリスクがある

歯並びの状態によっては、矯正治療によって歯ぐきが下がったり、歯根が吸収したりするリスクを伴います。経験豊富な歯科医師に治療を任せることで、こうしたリスクは低減できます。

 

様々な治療法について

成人矯正では、「全体矯正」と「部分矯正」の2つに大きく分けられ、「マルチブラケット装置(ワイヤー矯正)」と「マウスピース型矯正装置」のどちらかを選択することになります。

全体矯正と部分矯正の違い

全体矯正は、文字通り歯並び全体を治す方法です。一般的には、23年の治療期間を要します。部分矯正は、「前歯だけ」のように、歯列の一部分だけを治す方法で、312か月程度で治療が終わります。成人矯正ではまずこうした治療の範囲を決めることになります。その上で、使用する装置の選択をします。

マルチブラケット装置とマウスピース型矯正装置の違い

マルチブラケット装置は、四角いブラケットを11本の歯に設置して、金属製のワイヤーを通します。固定式であり、矯正期間中はずっとお口の中にあるため、食事や歯磨き、会話の時に不便を感じやすいです。装置による刺激や歯の移動に伴う痛みも強いのですが、適応範囲が広いというメリットはあります。

インビザラインに代表されるマウスピース型矯正装置は、透明なマウスピースを装着して歯を動かします。装置が目立たず、食事や歯磨きも普段通りにできるというメリットがあります。装着感は良好で、歯の移動に伴う痛みも少ないです。ただし適応範囲は、ワイヤー矯正よりやや狭くなっています。

 

まとめ

今回は、歯並びの矯正の年齢制限について解説しました。成人矯正には年齢制限がありませんので、思い立った時に始めるのが良いです。使用する矯正装置に関しては、価格や仕上がり、満足度の高さなどを考慮しながら、慎重に検討することをおすすめします。極端に安い矯正法には注意が必要ですので、歯並びの矯正で疑問や不安に感じることがあれば、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

 

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